人が一人出張してほぼなにもせずに、
ただそこにいるだけのサービスが少し前から話題になっています。
「レンタルなんもしない人」というサービスです。
個性を出さずになにもしない、
ただそこにいるだけの人をレンタルするというサービスです。
片付けをするそばにいてほしい・・・
執筆をするのに、ひとりだとさぼってしまうので部屋にいてほしい・・・
離婚届を出すのにひとりだと心細いので、一緒につきあってほしい・・・
など、とにかくほぼなにもしませんが人がひとり必要な時にレンタルします。
という趣旨ですね。
そんなサービスにリクエストがあるのだろうかと思っていたら、
これがなんと、さばききれないくらい注文が来るらしいです。
友人や知人ではない、全く見ず知らずの人だからこそ役立てるというか、
そういう人でないとつとまらないというか、
人の存在やコミュニケーションという観点からは少し考えさせられます。
喜びや楽しさは他の人と分かち合いたいものですが、
ひとりでいたいときもありますね。
ひとりでいるときも誰かといるときも、
どちらも貴重で必要な時間なのかなと思います。
なにもしないでそばに誰かがいてほしい、
そしてその人は、むしろ自分の事をあまり知らない人であってほしい・・・
自分もその人の事をほとんどなにも知らない・・・
とにかく誰でもいいから誰かにいてほしい・・・
という必要を満たすのは、
「レンタルなんもしない人」のような人なのでしょうか。
みなさんはいかがでしょうか。
「この人の代わりはいない」
と言える方はたくさんいらっしゃると思います。
そういう代わりのきかない人とは、特に共通の時間を大切にしたいですね。
できれば楽しい時間をたくさん共有したいものです。
ところで、旅はひとりでもたくさんでも、それなりに楽しいものです。
昼間は仕事で緊張するなら、夜はひとりでゆっくりとくつろぐ・・・
家族や仲良しの友との共通の話題がつきないなら、
夜昼かかわらず盛り上がりたい・・・
など、日々のシーンの中で状況は様々です。
今いっしょにいることができる人、
かつていっしょにいることができた人、
これからもいっしょにいることができそうな人、
どの人とのかかわりも大切な瞬間かもしれません。
そのような人といっしょにいる機会をお持ちの皆様の、
ホテル甲子園へのお立ち寄りをお待ちしております。
ホテル甲子園 広報担当
https://hotel-koshien.com/