ヨドコウ迎賓館まで足を伸ばそう!

阪神電鉄特急「甲子園」から2駅目「芦屋」から徒歩20分。
丁度いい運動になりそうなライト坂を登る途中にあるヨドコウ迎賓館
ここはアメリカの建築家フランク・ロイド・ライトが設計した国の重要文化財です。
感染症対策も完璧、現在入場者数制限をしているので予約が必要ですが、密を避け、静かに見物したい人には絶好の穴場です。
今回はこのヨドコウ迎賓館を取材しました!

エントランス(玄関)

豪華な玄関。正面の2つ並んだ四角い石は、くり抜かれていてその中に水と植物が沈んでいました。
なかなか趣がありますが、当時は自然の雨水が流れるようになっていたそうです。
今は、水道の水を貯めています。


2階の応接室

天井がとても高く、窓からの光をうまく取り入れて豪華に演出されています。
五角形の椅子が個性的で、美しいテーブルにピッタリ収まっています。

応接室の天井近くにはたくさんの小窓があり、ここからも外の自然の光を取り入れる工夫がされています。
感染症対策の換気のためか、すべての窓は空いていました。


バルコニー

ここからの眺めは最高!
この広い空間からは芦屋の街が一望でき、周りは自然の緑に囲まれている風景を堪能できます。
取材時は少し寒かったのですが、天気が良ければ太陽の光が眩しい絶景をお楽しみいただけます。


銅板飾り

至るところの窓やドアに銅板の飾りが施されています。
緑色が剥がれているように見えますが、これは緑青(銅板に発生するサビ)を計算して利用しているものです。
自然の緑を使うという意図があるそうです。
廊下のまどに施されたものは、隙間から差し込む光の影を楽しむために設計されています。


ヨドコウ迎賓館、いかがでしたか?(^-^)
ここにはまだまだたくさんの魅力が隠されています。
ホテル甲子園にお越しの際は、ぜひその魅力を探しに行って頂きたいです。
自然に囲まれた国の重要文化財、お見逃しなく!!(要予約)